Sareee ストロングスタイルプロレスと4試合契約「私が顔になってやろうかな」
「プロレス・ストロングスタイル」(3月21日、後楽園ホール)
新間寿氏が会長、初代タイガーマスク(佐山聡)が総監を務めるプロレス団体「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」(以下SSRW)が29日、都内で記者会見を開き、世界最大のプロレス団体である米WWEで2021年から23年まで活躍したフリーの女子プロレスラー・Sareeeが今年の後楽園ホール大会4試合に出場する契約を結んだことを発表した。
団体の相談役で、現在は藪下めぐみとのコンビで初代SSRW女子タッグ王座を保持しているジャガー横田は「Sareee選手は今年の後楽園4大会に全て出てもらう約束をしました」と明言した。
3年3カ月ぶりに参戦するSareeeは「渡米前、新間会長、佐山さん、SSPWに背中を押していただきました。赤いタイガーマスクもいただきました。こうやって日本に帰ってきて参戦するのは本当に光栄」と感謝。
「タイガー・クイーンは今SSPWの女子の顔だと思いますけど、私がSSPWの顔になってやろうかなと思っています。タイガー・クイーンがデビューした時からアメリカにいたけどずっと気になっていたので。何カ月か前にジャガーさんとタッグを組んで戦って、素晴らしい、めちゃくちゃ強い選手だったので、いいライバルになるんじゃないかなと思います」と宣戦布告した。
そのタイガー・クイーンや、SSPW女子タッグ王座に挑戦するダーカーズのダーク・タイガー、ダーク・チーター組は記者会見を欠席。タイガー・クイーンは体調不良のためだったが、ジャガーは「所属であるタイガー・クイーン、ダーカーズが来てないのは一番腹が立つところ」と怒りをあらわにした。
ジャガーが「所属外のSareee選手が来ているのに、本当に反省してもらいたい。所属選手が来ていない記者会見がどれくらい盛り上がらないか。どう盛り上げるかは一人ずつが考えていかないとならない」と苦言を呈すと、新間会長は拍手。ジャガーは「Sareeeには本当に暴れ回ってほしいなと思ってこの場に来てもらった。タイガー・クイーン、ダーカーズはいいライバルでいなきゃいけない」と、Sareee効果に期待していた。