越中詩郎 デビュー45周年を迎え「俺にとっては通過点というか」

 長井(下)を攻める越中詩郎
 青柳優馬(左)を攻める越中詩郎
 青柳優馬(下)を攻める越中詩郎
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 「プロレス・ドラディション」(5日、後楽園ホール)

 越中詩郎がこの日、デビュー45周年を迎え、AKIRA、真霜拳號と組んで長井満也、全日本の青柳優馬、同じく斉藤ジュン組とセミファイナルで激突した。

 長井からおきて破りの逆ヒップアタックを食らったが、場外戦で逆襲するとエプロンから長井にヒップアタックを放ち、リング内に戻っても長井にヒップ4連発だ。

 古巣・全日本の後輩にあたる青柳にお尻ペンペンやAKIRAへのヒップアタックで挑発されると、リングインしてヒップアタック2発。斉藤にはヒップアタックをお見舞いし、長井にはコーナー最上段からのダイビングヒップアタックと越中の尻が乱舞した。

 試合はAKIRAが長井のストレッチプラムにギブアップしたが、越中は「あいつらにヒップアタックをやられたんで、今度は倍返ししてやりたい」と全日本勢との再戦を宣言。45周年については「区切りなんだけど、俺にとっては通過点というか。振り返るといい先輩たちや強豪とかがいっぱいいて、育ててもらったなって感じかな。あっという間ですよ」と話し、古巣の後輩たちと記念日に戦ったことも「不思議な…長くやってると、いろんなことがありますよ」としみじみした。

 青柳も「越中詩郎!この野郎!いつかおまえに引導渡してやるからな!この記念すべき日に青柳優馬と出会ったことを一生後悔するでしょうね。次に会う時はケツを蹴り上げて、口から靴ひもを引っ張りだしてやるからな!」と、またリングで再会する日を今から待ち望んでいた。

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