井上尚弥 反省モードのネリに戸惑い告白「あんないいヤツではないと思う」記者会見の映像は「自分の方がたち悪そう」
「ボクシング・4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
悪童ルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受ける王者・井上尚弥(大橋)が9日、都内で、ドキュメンタリー写真集「NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023」(集英社)の発売記念イベントを行い、約200人のファンが集まった。
井上は6日に行われたネリとの記者会見を「ネリ選手がどういうモードで来るのか正直気になっていました。いろいろ想定していたけど、反省モードで来た!って。映像で見たら、自分の方がたち悪そうって。すごい行儀よく来たので戸惑いましたね」と振り返った。
ネリは記者会見で山中慎介氏との2連戦での不正を謝罪し、更生をアピールしたが、井上は「(作戦)かもしれない。きっとあんないいヤツではないと思うので」と、冗談めかしつつ疑いのまなざしを向けて、ファンを笑わせていた。
写真集は2018年11月の熱海合宿から昨年12月のタパレス戦までの練習や合宿、試合や試合当日の控室など、井上に密着して撮影した内容。井上は「自分のストーリーが詰まった1冊。濃いものを作れたし、一番成長した、すごく幅が広がった5年間だったと思います」とアピールし、「ここからの5年間に注目してもらいたいと思います」と、ファンに期待を持たせていた。