全日本プロレスが１０日、選手の吉江豊さんが亡くなったと発表した。５０歳だった。これを受け、元プロレスラーのレジェンド・武藤敬司氏は１１日、自身のＸで追悼した。

　突然の訃報に武藤氏は「吉江選手…」と驚きを隠せない様子で書き出し、「昔、俺が新日本プロレスに在籍していた時、付き人を務めてくれて助かったよ。その節はありがとう。心からご冥福をお祈りいたします」と思いを伝えた。

　吉江氏は１０日に行われた全日本の高崎大会で２０分１本勝負のタッグ戦に出場後、控室で体調が急変。高崎市内の病院に緊急搬送されたが、そのまま帰らぬ人となったという。あまりに急な訃報に、プロレス関係者やファンからＳＮＳ上で悲しみや追悼の声が相次いだ。

　新日本プロレスの永田裕志は自身のＸに「吉江君、あまりにも急過ぎるよ。ご冥福をお祈りいたします。」と投稿。大仁田厚もＸに「＃びっくりですまだ信じられない　何度かリングに上がってもらい　ＦＭＷＥの電流爆破などでも　戦った吉江選手　言葉にならない…　なにがあったのか？　心よりご冥福をお祈り申し上げます」とポストし故人を悼んだ。