亀田和毅 31日ドラミニ戦「負ければ引退」退路断って勝負「今回はおやじのボクシングで戦う」
ボクシングの元世界2階級王者でIBFフェザー級6位の亀田和毅(32)=TMK=が11日、大阪市西成区の所属ジムで、同級2位のレラト・ドラミニ(30)=南アフリカ=との再戦となる「3150FIGHT VOL.8」(31日・名古屋国際会議場)12回戦に向けた練習後に取材対応した。
昨年10月に判定で敗れた相手との再戦で「負ければ引退」と退路を断って臨む。父・史郎トレーナー(58)とミット打ちを披露し「今回はおやじのボクシングで戦う」と手応えを口にし「30歳超えて同じ相手に2度負けたら、もう世界戦はない。世界は甘くない」と悲壮な決意をのぞかせた。
史郎氏も「ホンマ調子ええで。地獄の練習をしてきたから。成果を31日に出せる。出せんかったら引退しなさいと言うよ」と自信をみなぎらせた。