JBCが事故検証委員会を設置 穴口一輝選手の死去を受けて弁護士、医事関係者ら7人で
日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、昨年12月26日の試合後に急性硬膜下血種で開頭手術を受け、今年2月2日に23歳で死去した穴口一輝選手(真正)に関する事故検証委員会の設置を決定したことを発表した。
検証対象試合は有明アリーナで開催された、穴口選手が王者の堤聖也(角海老宝石)に挑戦した日本バンタム級タイトルマッチ。委員は委員長の岡筋泰之弁護士と、医事関係者、メディア関係者、試合役員、JBCら計7人となっている。
委員会は、ヒアリング調査などによる事実関係の認定と原因の究明および再発防止に関する報告、提言をJBCに行い、JBCは報告、提言を受け、問題の解決を図り、今後のルール改正などを推進し再発防止に努めるとしている。3月15日に第1回委員会を開催し、4月15日までに報告書を作成し、JBCに提出する予定だ。