王者・ユーリ阿久井 桑原との再戦攻め切る「守るという考えはそもそもない」
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が15日、岡山県倉敷市で記者会見し、桑原拓(大橋)の挑戦を受ける初防衛戦に向けて「攻め切りたい。守るという考えは、そもそもない」と決意を語った。
右ストレートを武器に、初めて挑んだ1月の世界戦を大差の判定で制した28歳。同級3位の桑原には、2021年に日本フライ級タイトルマッチでTKO勝ちした。「同じようにはいかないと覚悟している。スピードに警戒したい」と表情を引き締めた。
岡山県のジム所属では初の世界王者。街で声をかけられる機会も増えたといい「地元の期待を背負ってたんだなと改めて実感した。勝利で応えたい」と話した。