「超ＲＩＺＩＮ．３」（７月２８日、さいたまスーパーアリーナ）

　総合格闘家の朝倉未来（３１）と平本蓮（２５）がフェザー級契約で対戦することが１６日、東京・六本木アリーナで行われた緊急記者会見で発表された。

　これまで長く舌戦を繰り広げてきた両雄が、ついに激突する。平本は「尊敬して、憧れて…んなことあるワケねーじゃねえか、バーカ！」と殊勝な口ぶりを一変させると、朝倉が直近２試合でゲガール・ケラモフ、ＹＡ－ＭＡＮ（キックボクシングルール）で２連敗していることをあげつらって「僕が最後にトドメを刺そうと思います」とバッサリ。

　朝倉は朝倉で「年末にトップ戦線に食い込みたい中、復帰戦に楽な相手を用意してもらった」と平本を見下し、「平本蓮に負けたら格闘技人生を引退します」と言い切った。これには平本もすかさず「朝倉未来なんかに負けたら引退します」と言い返し、ドル箱の２人のどちらかが引退するという思わぬ展開に、ＲＩＺＩＮの榊原信行ＣＥＯは「別に引退しなくてもいいんじゃないの…？」と困惑しきりだ。

　思い描く試合展開について、平本は朝倉が手がける格闘技イベントにならって「ブレイキングダウンルールにのっとって１分以内に倒します」とＫＯ宣言。朝倉は「なるべく長い時間をかけて痛めつけてやろうかなと思います」と、対照的なプランを明かしていた。