BD電撃参戦のカウアン・オカモト 衝撃のKO勝ち 戦慄の右カウンターさく裂「ようやく暗闇を照らせるように」 世界一イケメンが大の字でリングに沈む
「BreakingDown11・5」(30日、都内)
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントが行われ、電撃参戦となった元アイドルのカウアン・オカモトが、ミスターコンテスト世界一の実績を持ち、天才キックボクサーと呼ばれた父を持つむらけんと対戦し、衝撃の延長大逆転KO勝ちを飾った。
コーンロウ姿で登場したカウアンは、序盤からカポエイラスタイルの変則的な動きでむらけんを翻弄したが、徐々に長身のむらけんが圧力を強めて押し込んでいった。カウアンは変則蹴りで反撃していき、延長戦に突入した。
延長でもむらけんがプレッシャーをかけていったが、終盤にカウアンが見事なノーモーションのカウンターの右ストレートをさく裂させて、大逆転KO勝ち。衝撃の勝利を飾った。むらけんは大の字でリングに沈んだ。
勝利者インタビューでは「カウアン・オカモト、KOです。去年色んなことがあって、暗闇の中にいたんですけど、ようやく暗闇を照らせるようになった。このチャンスを掴みにきました」と語り、“反逆の悪童”レオとの対戦を要求。「おい、レオ、オーディションで俺を蹴飛ばしてきたんで。やってやろうかなと思ってます。いんじゃん、こいよ。次やろうぜ」と呼びかけて、レオもリングイン。「やったるわ。そんなかっすいパンチじゃ倒せへんで。黙れカス」と応じていた。
前日会見で参戦が明らかとなったカウアンは「イケメン対決と言われてますが、あまりカッコ良くない。あしたは沈めるから」と予告。「前の僕がいた事務所は超厳しかった。去年いろんなことあって、くぐってきた場数が違う。まだ甘い。そこを分からせたい」と笑い、計量後のフェイスオフではむらけんに左ジャブを繰り出すポーズで挑発。「そんなに練習はできてないが、普段から体を動かしたり、体幹トレーニングを毎日したり、昔から踊ったりステージにずっと立っているので問題ない。運動神経が違う。ブラジルの血は違うんです、ものが」と自信をにじませていた。
事前VTRではむらけんが「カウアンさんは日本でしょ、こっちはワールドワイド、ものが違うよ」と挑発。“暗闇を照らす男”ことカウアンは「(ミスターコンテストは)俺が出てたら2位だったろうね」と言い放っていた。