東京女子が新時代に突入 全ての認定王座を25歳以下の新世代が手中に収める

 (左から)インターナショナル・プリンセス王者の荒井優希、新プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩、新プリンセスタッグ王者の遠藤有栖、鈴芽組
 プリンセスタッグ王座を奪取した遠藤有栖(左)と鈴芽のでいじーもんきー
 プリンセス・オブ・プリンセス王座を奪取した渡辺未詩
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 「プロレス・東京女子」(31日、両国国技館)

 2年ぶり2度目の進出となった両国国技館大会「GRAND PRINCESS ’24」で、東京女子が認定する3王座の全てを25歳以下の新世代が手中に収め、団体が新時代に突入したことを強く印象づける大会となった。

 2349人の観衆が、新時代を目撃した。

 メインではデビュー7年目で24歳の渡辺未詩が29歳の女王・山下実優を破り、プリンセス・オブ・プリンセス王座初戴冠を果たした。

 渡辺は1月の次期挑戦者決定バトルロイヤルを制し、2021年年2月に辰巳リカに挑んで以来、3年ぶり2度目の王座戦となった。

 山下のSkull Kickを被弾して勝負あったかに見えた渡辺だが、カウント2でキックアウト。ダブルハンマー、レーザービームからティアドロップとたたみかけて20分7秒、片エビ固めで3カウントを奪い、第14代王者となった。山下は4度目の防衛に失敗した。

 渡辺は「もっといろんな夢をかなえていきたいし、さらに10年、20年、30年って、いろんな夢を広げていけるように頑張りたい。3回目の両国国技館だったり、見た景色だと、さいたまスーパーアリーナだったり、一部の選手になりますけど、東京ドームとか。その景色を見たからには、東京女子のみんなでこの景色をまた見たいと思うし、その空間を東京女子でいっぱいにしたい」と夢を語った。

 セミのプリンセスタッグ王座戦では王者組「ユキニキ」の水波綾&愛野ユキに「でいじーもんきー(でじもん)」の鈴芽&遠藤有栖が挑戦。鈴芽がリング・ア・ベルを愛野に決めて、15分57秒 片エビ固めで3カウントを奪った。でじもんは第16代王者となり、うれし泣き。ユキニキは初防衛に失敗した。

 渡辺は24歳、でじもんは25歳、セミ前でインターナショナル・プリンセス王座を死守したSKE48・荒井優希は25歳。東京女子が認定するベルトを全て、新世代が巻くことになった。

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