防衛成功の重岡銀次朗が一夜明け会見 兄・優大の敗戦受け「2人とももっと明確に強くならないとダメ」

 一夜明け会見に出席した重岡銀次朗
 一夜明け会見に出席した重岡銀次朗
 一夜明け会見に出席した重岡銀次朗(右)と渡辺均会長
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 3月31日に行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチで2度目の防衛に成功した王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が一夜明けた1日、名古屋市内で記者会見を行った。

 試合数日前に相手がアルアル・アンダレスから変更され、興行自体もトラブルが多く、「試合前からいろいろ大変な思いがありました」という銀次朗だが、「フタを開けてみればしっかり自分の実力が出せた。相手が変わったせいで、逆に油断しないきっかけになった」と振り返った。

 ボディー一発での勝利にも「実際、倒せなきゃダメ。そりゃボディー効きますよ。1週間で仕上げられるわけがない。僕なら絶対に無理。当然の結果かなと正直思ってます」と浮かれることはなかった。亀田プロモーションの関係者によれば、代替挑戦者として、オーソドックスのアンダレスやアンパロとは違うサウスポーの強豪も候補に入っており、オーソドックスの相手を想定して練習していたにもかかわらず銀次朗は「やります」と答えていたという。

 次戦については、次回の3150FIGHTが6月23日に滋賀で予定されているが、「言われたらやります」としつつも、前夜の兄・優大の敗戦で「2人とも技術とか、今まで通りの練習だけじゃダメだなというのはある。もっと明確に強くならないとダメだというのはあった」と痛感したという銀次朗。

 「自分の頭で考えられないようなアドバイスやヒントをもらえるところに行きたい。海外合宿とか、そういうふうにやっていきたい。経験していないことをやって、重岡兄弟はもっと明確に強くなれるのかなと思っています」と、試合のための練習の他に、技術を向上させるための、新たな環境での練習の必要性を訴えていた。

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