大橋ジムのアマエリート4人がボクシングプロテスト合格 八重樫トレーナー「皆ポテンシャル高い」
ボクシングのプロテストが2日、東京・後楽園ホールで行われ、3月に相次いで大橋ジムとのプロ契約を発表したアマチュアエリート4選手が6回戦に出場できるB級で合格した。
4人は2022年世界ユース選手権バンタム級王者の坂井優太(18)、22年全日本選手権ライト級優勝の大橋蓮(22)、23年全日本選手バンタム級優勝の田中将吾(22)、23年全日本選手権ウエルター級優勝の田中空(22)。
それぞれが目指すボクサー像を「打たせずに打つ、試合が終わっても顔がきれいで、インパクトがあるカウンターで倒して、ファンに面白いと思ってもらえる選手」(坂井)、「花のある戦い方をする選手」(大橋)、「全部がインパクトのある、軽量級でも武居(由樹)さんのように一発で相手を沈められる練習を心がけてやっています」(田中将)、「アイツの試合は面白いと思ってもらえる選手」(田中空)と語っていた。
大橋ジムの八重樫東トレーナーは「皆ポテンシャルが高いし、アマチュアでキャリアがある子ばかり。今は(井上)尚弥が筆頭で引っ張っていますけど、尚弥が引退した後の大橋ジムを支えるのはこういう子たちなので、僕たちが強くしないといけない」と話した。
また、22、23年関東大学リーグ戦ライトミドル級階級賞、23年全日本選手権同級準優勝の堀池空希(横浜光)、拓殖大学ボクシング部で活躍した高優一郎(同)もB級で合格した。