朝倉未来の弟子、西谷大成 壮絶1回KO負けでRIZIN2連敗「やっちゃったな」 パンクラス1位の右拳に大の字で沈む 口から流血 朝倉呆然
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンド4分4秒でKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
セコンドに入った朝倉未来とともに入場。試合開始から果敢に攻めた西谷。テークダウンを狙ったが、高木も冷静に立て直していく。しかし、徐々に高木が打撃で主導権を握ると、西谷は強烈な右拳をたたき込まれてリングに大の字で沈んだ。口から激しく出血していた。一瞬の決着に朝倉もリングサイドで立ち尽くした。
朝倉未来チャレンジ1期生の西谷は、昨年6月のRIZINデビュー戦では、“怪物くん”鈴木博昭に、飛び膝蹴りを敢行したところを左拳で合わされてダウン。そのままKO負けを喫した。当初は3月の神戸大会に出場予定だったが、2月のBreakingDownでYURAにKO負けを喫した影響で今回の大会にスライドとなっていた。
試合後、西谷は「うーん、悔しいですね。またやっちゃったなって感じですね(苦笑)。やるべきことは分かってたんですけど、戦ってると行きたくなっちゃうんですよね。ノセられたというか、右のストレート強かったの分かってたんで警戒してたんですけど。『来いよ!』って言われたら行っちゃいますよね、男の子なんで。そこが僕のダメなところなんですけど」と振り返り、朝倉未来から「『行く距離ではなかったな』とは言われましたね」と明かした。
勝利した高木は試合後、「負けたらRIZINもう出られないぐらいの覚悟で挑んで、いい勝ち方できたので良かったです。(西谷の印象は?)あまり(試合前と)違ったなというのはなかった。(事前に)自分と殴り合おうと言ったら打ち合ってきたので。印象変わらないですね。試合後は『格闘技が好きなら、これからもっとお互い頑張ろう』って言いました」と振り返り、西谷に対しては「アドバイスはないですね。(自分が)上とかないんで」と語った。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。