屈辱RIZIN2連続KO負けの西谷大成「またやっちゃったな」 挑発にのり右拳被弾 師匠の朝倉未来からは「『行く距離ではなかったな』と」
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンド4分4秒でKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
セコンドに入った朝倉未来とともに入場。試合開始から果敢に攻めた西谷。テークダウンを狙ったが、高木も冷静に立て直していく。しかし、徐々に高木が打撃で主導権を握ると、西谷は強烈な右拳をたたき込まれてリングに大の字で沈んだ。口から激しく出血していた。
試合後の西谷大成との一問一答は次の通り。
-試合の感想は
「うーん、悔しいですね」
-フィニッシュは
「覚えてますね」
-相手の印象は試合前と試合後では
「特に変わりはなかったです」
-今後は
「先は今は消えちゃったんで、どうしようかなあって感じですね」
-RIZIN2戦目でまた負けた。1回目と比べて
「またやっちゃったなって感じですね(苦笑)やるべきことは分かってたんですけど、戦ってると行きたくなっちゃうんですよね」
-ノセられた?
「ノセられたというか、右のストレート強かったの分かってたんで警戒してたんですけど。『来いよ!』って言われたら行っちゃいますよね、男の子なんで。そこが僕のダメなところなんですけど」
-朝倉未来からは試合後何を言われたか
「『行く距離ではなかったな』とは言われましたね」
-今後は
「ホントは僕強いんですけどね、なかなか結果が出ないんで、勝負に勝てなかったら試合で次いつ出ようかなとか思えないですよね」
-挑発に血が騒いだ?
「さすがにファイター以前に僕、男の子ですからね。来いと言われたら行っちゃいますよね、で、やられちゃったんですけど。いいエサになったんじゃないですか」
-それまでの試合展開は
「予定通りではありましたよね。右ストレートの角度に入らないようにしながら、テイクダウン取って、遠い距離でパンチは打たないって決めてたんですけどね」
朝倉未来チャレンジ1期生の西谷は、昨年6月のRIZINデビュー戦では、“怪物くん”鈴木博昭に、飛び膝蹴りを敢行したところを左拳で合わされてダウン。そのままKO負けを喫した。当初は3月の神戸大会に出場予定だったが、2月のBreakingDownでYURAにKO負けを喫した影響で今回の大会にスライドとなっていた。本大会はABEMA PPVにて視聴できる。