RIZIN 山本空良が泥沼4連敗 ノジモフのパウンドに散るも「自分はこのスタイルを貫きます」
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
UWFインターナショナルやUFCで活躍したプロレスラー、総合格闘家の山本喧一氏を父に持つ山本空良(23)=パワーオブドリーム=が、イルホム・ノジモフ(29)=ウズベキスタン=とフェザー級(66・0キロ)5分3回戦で対戦した。
3連敗中の山本のセコンドには喧一氏がついた。山本は開始早々、タックルでテイクダウン。グラップリングで仕かけていくが、グラウンドでもノジモフのパンチや肘、鉄槌、蹴りを入れられて、ダメージが蓄積していく。
2回に入ると山本はグラウンドでいいポジションが取れず、ノジモフのパンチを被弾すると上からパウンドを集められ、レフェリーが試合をストップした。
ノジモフの肘で傷めたという左脇腹を冷やしながら会見場に現れた山本は「何もできませんでした。いやあ、悔しいです」と苦笑い。「ノジモフ選手もめちゃめちゃ強くて、でも今回は自分のせいなのかなっていうところが多かったですね」と展開を反省した。
これで4連敗と、グラップリングで一本を狙うスタイルでなかなか結果を出せないが、「自分はこのスタイルを貫きます。これで勝ちたいという気持ちが強いので、次は絶対に勝ちます」と言い切り、今後もRIZINのベルトなど上を目指していくことを宣言した。