井上尚弥VSネリ 公開採点が「諸般の事情」で急きょなしに 前日に両陣営合意も異例の当日変更 理由は明らかにされず
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
34年ぶりに東京ドームでボクシング興行が行われ、メーンイベントで王者・井上尚弥(31)=大橋=が、WBC同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=を迎え撃つが、当日になりオープンスコアリング(公開採点)が「諸般の事情」で実施されなくなったことが日本ボクシングコミッション(JBC)から発表された。理由は明らかにされていない。
前日には両陣営が合意し、4回、8回終了後の中間採点の公表を採用することが決まっていた。
ネリは前日の計量でグローブを持参したグラント製から、尚弥と同じウイニング製に異例の変更を行うなど、大一番を前に神経戦が始まっている。