34年ぶり東京ドーム興行 最初の勝者は元IBF世界王者ドヘニー「アイリッシュモンスター!」連呼
「ボクシング・スーパーバンタム級8回戦」(6日、東京ドーム)
ボクシングでは34年ぶりの東京ドーム興行が開催され、記念すべき最初の勝利をTJ・ドヘニー(アイルランド)が飾った。
メインの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者・井上尚弥(大橋)-挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)戦のリザーバーとしてスタンバイしていたドヘニーは、第1試合でブリル・バヨゴス(フィリピン)と対戦した。
元IBF世界スーパーバンタム級王者で、現在も世界ランカーのドヘニーは、3回に2回ダウンを奪うと、4回にラッシュしてこの日3度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップ。4回2分51秒、TKO勝ちした。
歓喜のドヘニーは「アイリッシュ・モンスター!」と連呼して胸をたたき、誇らしげだった。
前回、1990年2月11日のボクシング東京ドーム興行のメインイベントでは、統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)を挑戦者ジェームス・ダグラス(米国)が破っている。