大橋秀行氏「ドームに出てきてもらいたい」7・18後楽園の出場ボクサーに猛ゲキ

 記者会見に出席した(左から)今永虎雅、富施郁哉、高山涼深、大橋秀行氏、瀬端幸男氏、青山功、増田陸、金城隼平
 日本スーパーフライ級王者の高山涼深と挑戦者の青山功
 日本タイトルマッチで増田陸(右)へのリベンジを目指す富施郁哉
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 「ボクシング・日本バンタム級タイトルマッチ、日本スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月18日、後楽園ホール)

 カード発表記者会見が15日、都内で行われ、大橋秀行・大橋ジム会長、瀬端幸男・DANGANジム会長と、出場する6選手が出席した。

 四大世界戦を擁して6日に行われた、ボクシングでは34年ぶりの東京ドーム興行を成功させた大橋氏は「ドームが終わったばかりでちょっと今、抜け殻状態」と笑わせつつ、「これをきっかけに、ボクシングの素晴らしさを見せてもらって、皆でまたドームができるような選手になってもらいたい。来年も(ドーム興行が)できれば、この選手の中から出てもらいたい。十分可能性はあると思います」と、来年の東京ドーム興行開催の可能性に言及しつつ、選手に猛ゲキを飛ばした。

 この日、発表された主なカードは次の通り。

 ・日本スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・高山涼深(ワタナベ)-15位・青山功(セレス)

 ・日本バンタム級タイトルマッチ 王者・富施郁哉(ワタナベ)-1位・増田陸(帝拳)

 ・日本ユース・バンタム級王座決定戦 平井乃智(石田)-金城隼平(REBOOT)

 ・アジア最強ライト級トーナメント2回戦 今永虎雅(大橋)-マービン・エスキエルド(フィリピン)

 富施と増田は昨年5月20日に対戦しており、増田が7回TKO勝ちしている。富施は「めちゃくちゃ強いのは分かっている。しっかりいい準備をしてリベンジできるように頑張ります」と宣言し、「今、秘密の特訓をしているので。パンチをもらわないように、自分のパンチが当たるように、いろいろ工夫しながらやっています」と明かした。

 増田は昨年8月30日、堤聖也(角海老宝石)に判定負けして日本バンタム級タイトル奪取に失敗しており、「前回は戦術をそこまで用意できず、持っているポテンシャルで左が当たって結果的にKOできた。今回はいろいろこっちも準備できるので、しっかりサウスポー対策して、秘密の特訓に負けないように必死に練習します。自分もバンタム級タイトルマッチに去年、敗れている。リベンジの気持ちで臨みたい」と意気込んでいた。

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