寺地拳四朗が右拳を使った練習を再開 次戦は統一戦希望も「僕は何でもOKです」

 トークショーを行った寺地拳四朗(右)と具志堅用高氏
 ファンと記念撮影を行った寺地拳四朗(右)と具志堅用高氏
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 ボクシングのWBA・WBC統一世界ライトフライ級王者、寺地拳四朗(BMB)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」で、元WBA世界同級王者で世界王座防衛の日本記録(13回)を持つ具志堅用高氏とトークショーを行い、終了後に取材に応じた。

 寺地は今年1月、元WBA王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)とのダウンの応酬となる激闘を判定で制して、防衛に成功。その直後に以前から中指の腱(けん)の付け根を痛めていた右拳を手術した。

 現在はディフェンスとクリンチを重点的に練習しているといい、右拳を使った練習も「まだミットとかを軽く打っている感じ。まだ100%では打てない」という段階ではあるが、再開したことを明かした。

 次戦について、寺地が練習している三迫ジムの三迫貴志会長は「秋以降を希望している」と明かした。寺地はIBF王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)とWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)の「どっちが来てもいい」と統一戦を希望しつつ、「僕は何でもOKです」と強くはこだわらない姿勢。フライ級転向についても「そっちも考えている」と改めて話していた。

 また、具志堅氏は「減量がうまくいけばもっともっと勝ち続けると思う。ライトフライ級で俺の記録を塗り替えてほしい。フライ級で伸ばすとか。若いからいける」と期待をかけていた。

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