ボクシング IBFバンタム級王者の西田凌佑が真新しい世界のベルトを披露「実感がわいてきました」

 IBFのチャンピオンベルトに笑顔の西田凌佑
 枝川会長(左)から褒賞金を受け取る西田凌佑
 褒賞金を手に笑顔の西田凌佑(中)、右は枝川会長、左は武市トレーナー
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 ボクシング・IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(六島)が28日、大阪市内の所属ジムで先週に届いた真新しいチャンピオンベルトを披露した。4日に前王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に文句なしの判定勝ち。世界のベルトを肩に「よりチャンピオンになった実感がわいてきました」と笑顔をのぞかせた。現在は軽く走り込んでおり、本格的なジムワークは6月初旬から再開する予定だという。

 さらに所属ジムの枝川孝会長からは、武市晃輔トレーナーとともに褒賞金300万円を贈られた。西田は「両親に渡したいですね」と、世界奪取をサポートしてくれた家族に感謝の気持ちを伝えた。

 減量苦から階級を上げるプランもあったが、当面はバンタム級で戦う。この階級はWBCが中谷潤人(M・T)、WBAが井上拓真(大橋)、WBOが武居由樹(大橋)と日本選手が4団体の王座を独占。「バンタム級が盛り上がっているし、この階級で一番強いと言われるように頑張りたい」と西田はきっぱり。その中でも戦いたい相手に井上拓真の名を挙げた。「強い相手に勝ってきているし、評価も高い。知名度もあるので」と対戦への意欲を示した。初防衛戦は秋ごろになる予定。

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