IBFバンタム級王者西田凌佑 “ピカピカ”ベルト披露「実感が湧いてきました」 初防衛戦秋ごろ

 ボクシング・IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(27)=六島=が28日、大阪市内の所属ジムで真新しいチャンピオンベルトを披露し「実感が湧いてきました」と笑顔をのぞかせた。現在は軽く走り込んでおり、本格的なジムワークは6月初旬から再開する。

 さらに所属ジムの枝川孝会長からは、武市晃輔トレーナーとともに褒賞金300万円を贈られた。西田は「両親に渡したいですね」と家族に感謝の気持ちを伝えた。減量苦から階級を上げるプランもあったが、当面はバンタム級で戦う。日本選手が4団体の王座を独占しており、「この階級で一番強いと言われるように頑張りたい」ときっぱり。対戦したい相手にはWBA王者の井上拓真(大橋)の名を挙げた。大阪での開催を目指す初防衛戦は秋ごろになる予定だという。

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