とろサーモン久保田推薦芸人 BDで格上相手に大健闘も判定負け 蟹漁船で1年生活、輝く場所求め参戦も

 試合後、左目の上が大きく腫れ上がる、こゝろ荒木 阿部泰斗(撮影・堀内翔)
 こゝろ荒木に声援に送る、とろサーモン・久保田かずのぶ(撮影・堀内翔)
 こゝろ荒木(左)が阿部泰斗からパンチを受ける(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown12」(2日、アリーナ立川立飛)

 朝倉未来が社長を務める、1分間最強を決める格闘技イベントの第12回大会が行われ、とろサーモン・久保田かずのぶが推薦した芸人のこゝろ荒木が、パンクラスなどMMAで実績のある阿部泰斗と、ライト級で対戦した。

 蟹漁船に1年乗っていた荒木に輝く場所を求められた久保田が、BDに推薦して参戦が実現。あおり映像で荒木は「中に入って殴り合いできるような試合をしたい」と意気込んだが、久保田は「たぶん勝てないんじゃないか」と悲観的だった。

 BD初参戦の阿部は、あおり映像で「ナメられてんのかなと思って、正直ムカつきます。こっちは実力で出ている」と、不快感を隠さなかった。

 まずは額を付け合ってにらみ合った両雄。試合では荒木が右パンチを3度、顔面にヒットさせるなど積極果敢に攻めていったが、阿部はパンチ、ミドルキック、ハイキック、ローキック、膝蹴りと多彩な打撃技で引き出しの多さを見せつける。

 判定は1者がドローをつけたものの、4-0で阿部が完勝。両雄はさわやかに握手と抱擁で健闘をたたえ合った。

 本大会はABEMA PPVで視聴できる。

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