瓜田純士が壮絶敗戦 黒石の裏拳を顔面被弾、動き止まりボコボコに それでも倒れず 男気対決決着 BD3連敗に試合後「選手としてはもう無理かも」

 「BreakingDown12」(2日、アリーナ立川立飛)

 朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベントの第12回大会が行われた。“アウトローのカリスマ”と呼ばれる人気選手で、作家の瓜田純士は、元愚連隊の総長、“濱の狂犬”と呼ばれる元アウトサイダーで、俳優の黒石高大との対戦し、判定0-5で敗れた。

 序盤から黒石が強烈なローキックを見舞い、パンチも浴びせたが、瓜田は効いてないと首を振った。しかし、中盤に黒石のバックハンドブローを瓜田がもろに被弾。動きが止まると、その後は黒石の猛攻を浴びた。しかし、何とか立ったまま、終了のゴングが鳴った。

 勝利者インタビューを受けた黒石は「心から瓜田君、ありがとうございます。しゃべると泣きそうになる。ただ、ただ、今、この場所に立ててうれしいです」と、涙ながらに感謝を語った。

 瓜田は大会終了後に自身のXを更新。「負けました。黒石高大と戦えて本当によかった。ありがとう高大 晴れて復帰だね」と書きだし、「応援してくれたみんな本当にありがとうございました。情けない思いで帰るのは中々堪えます」と、心境をつづった。その上で「選手としては流石にもう無理かもしれないけど、ひとまず怒ってる麗子の元に帰ってます。ありがとうございました」と、今後の選手としての活動についても言及した。

 引退をかけて戦ったBD10で敗れ黒石に、瓜田が対戦要求することで引退を撤回させる形となった一戦。賛否両論となった中で、前日会見では瓜田が「俺が高大に声をかけた。彼が引退をするとかしないとか、いちいちつまらねえ外野がガタガタ言ってくるけど、お前らはどうせ自分じゃ闘おうとしない、挑戦もしない奴らなんだよ。お前らなんか大したことないような奴らが遠くから石投げてんだよ。ふざけてんじゃねえぞ!高大はずっと花形でやってきたんだよ、そのプレッシャー分かってんのか」と熱い言葉で訴え、黒石が男泣きする場面もあった。

 瓜田はこれでBD8のキム・アムゲ戦、BD10の萩原裕介戦に続いて3連敗となった。

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