BD王者・井原良太郎が涙の初防衛!衝撃 RIZIN戦士冨澤大智を右拳で吹っ飛ばす「冨澤大智だから盛り上がった」足立区喧嘩屋のBDドリーム続く
「BreakingDown12」(2日、アリーナ立川立飛)
バンタム級王座戦が行われ、初代王者の井原良太郎が、BD6戦全勝の挑戦者の冨澤大智を延長の末、判定5-0で撃破した。
序盤は井原のパンチが冨澤の顔面をとらえていったが、残り10秒のところで冨澤がケージ際に追い詰めた井原にパンチの連打をクリーンヒットさせていく。判定は5者ともドローで、延長ラウンドに突入した。
延長回は冨澤がローキックの連打で入り、井原が右フックで冨澤を吹っ飛ばしたが、レフェリーはダウンを取らず。双方のパンチがヒットする中、1分間が終了した。判定は5者とも井原を支持し、井原が初防衛に成功した。
井原は感無量の表情で、グローブで両目を拭い、冨澤は潔く井原をたたえて退場。朝倉未来にベルトを巻かれた井原は天をあおいだ。
朝倉未来からベルトを巻かれると、瞳には涙が滲んだ。「どうでした?みんな、盛り上がったでしょ?こんなこと言うつもりなかったけど、冨澤大智だから盛り上がったと思ってるんで、それに関しては冨澤大智のおかげなんで、ありがとうございました」と冨澤に感謝のマイクアピール。「僕に負けたら引退とかいってたけど、さすがにそれはないっしょ」と、慰留した。
BD11で新設されたバンタム級王座トーナメントを制し、ジャングルポケット、おたけのもんじゃ屋アルバイト、大宮の喧嘩自慢から一躍ブレイキングドリームを掴んだ井原。冨澤はBDのバンタム級戦線をけん引しながらも昨年大みそかのRIZINで敗戦し、負傷。トーナメントを欠場していた。待望の頂上決戦だった。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
ファイト最新ニュース
もっとみる井上尚弥 伝説超え!77年ぶりジョー・ルイスの記録更新 聖地ベガスも総立ち 世界戦23度目KO勝利
井上尚弥 4年ぶり米国で“殴り合いが好き”と証明 痛感した「ボクシングはそんなに甘くない」
井上尚弥 次戦「9月にアフマダリエフ」明言 12月サウジでボール戦 大橋会長「来年5月」中谷戦構想
日本人初“聖地”で防衛成功の西岡利晃さん 道切り開いた先駆者「怪物」ジャックのラスベガスに感慨
カルデナス 一矢報いた 猛攻耐えるも打ち合いの末に散る「全てをささげた結果なので悔いはない」
中野幹士 4回TKO!鮮烈聖地デビュー 5度ダウン奪った 世界初挑戦「いつ組まれてもいいように」
復活の朝倉未来 王座戦線へ意欲「俺のために作られたベルト。獲りにいく」無敗新王者にも「全然俺はいけると思う」男気出場の鈴木に「今後格闘技界引っ張っていく存在」
亀田大毅氏 井上尚弥のダウンシーン ネリ戦との違い指摘「効き方が違う。今回はガチで効いていた」 早期フェザー級転向には疑問「今じゃない」