スダリオとの因縁戦勝利の安保瑠輝也 スピードで圧倒も「BDルールだから勝てた」と本音吐露 今後は「キックにケジメを」 海人戦に照準

 ブレイキングダウン12終了後に朝倉未来CEO(左)と談笑する安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
 1回、スダリオ剛(左)に蹴りを出す安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
 パンチを出し合うスダリオ剛(左)、安保瑠輝也(撮影・堀内翔)
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 「BreakingDown12」(2日、アリーナ立川立飛)

 朝倉未来が社長を務める、1分間最強を決める格闘技イベントの第12回大会が開催され、昨年からSNS上でのあおり合いが激化していた元K-1王者の安保瑠輝也と、RIZINで活躍中のスダリオ剛がメインイベントで激突し、安保が延長の末、判定5-0で制した。

 体重無差別のキックルール1分3ラウンドで行われるこの一戦。前日計量ではスダリオが125キロ、安保は81キロで、体重差は実に44キロとだった。試合を制した安保は「それ(KO)を達成できなかったのが悔しいです」と振り返りつつ「体を大きくしたわりにスピードは落ちていなかったんですけど、あの体重差あったら、そんなに簡単に倒せへんのやなと。ハイキックとかも、ガード越しですからですけどけっこう当たってたんですけど、全くぐらついてる様子もなかったんで。思ったより見るのがうまかったですね。最初から突進してくるんかなと思ってたんですよ。そういう練習をずっとしてたんですよ。エスケープエスケープで、逃げてパンパンパンパンパン(と打つ)。俺ハイキック当てたかったんですよね。ガーッとくると思ったんで、右に取って顔に。正面から行ったら相手の勢いも利用していけるなと思ったけど、難しかったです」と、分析した。

 「(スダリオのロー)ちょっと効いてました。え、まじって思ったっす。軽く当たって(自分の足が)折れちゃった(折れ曲がった)んで、え?って。あと、ここもハイキックにジャブをもらって、アレだけでこうなった(右目下に傷ができた)んで。やばいですね。ブレイキングダウンルールだから勝てたと言っても過言ではないと思います。正直に言うと」と、明かした。

 今後については「MMAをこれからやっていきたいという気持ちを持っているんですけど、キックボクシング自体に自分でしっかりケジメをつけたいと思っているんですよ。野杁選手って今ONEに行かれたじゃないですか。だから対戦できないんですよ。THE MATCHで野杁選手に勝った(シュートボクシングの)海人選手、時期は今すぐとは言わないですし、今年どっかでやれたらなと思っています」と、構想を語った。

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