RIZIN前回大会でブーイングのベイノア「負ける勇気を持って勝ちに行きます。押忍」
「RIZIN.47」(9日、国立代々木競技場第一体育館)
合同公開練習が3日、東京・両国で行われ、4月29日の前回大会「RIZIN.49」で観客からブーイングを浴び、榊原信行CEOからも酷評された“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が登場した。
ベイノアは名門アメリカン・トップチームでの修行を経て前回、井上雄策と対戦。判定勝ちしたものの、双方ともお見合いが続く消極的な戦い方になってしまった。
今回、ジョニー・ケース(米国)を相手に、早くも汚名返上の機会を与えられたベイノアは、前回の試合を「葛藤があるうちに試合が終わりました。押忍」と振り返り、今回は「負ける勇気を持って勝ちに行きます。押忍。会場が爆発するような熱い試合をしたい」と誓っていた。
極真空手の元世界王者で、RIZIN2連勝中の上田幹雄(ブレイブ)は、シュミスラブ・コバルチェク(ポーランド)と対戦する。
身長188センチ、体重105キロの上田に対し、コバルチェクは身長で5センチ、体重で15キロ上回っているが、上田は「僕の中では10キロとか10センチ差は誤差。今回すごく楽しみです。自分よりデカいんで、思い切り行ったろうと思います。現時点で自分の全てを出し尽くせると思います」ときっぱり。
「自分で自分を褒められるような練習をしてきたので、皆さんにほめてもらえるような、ヘビー級は上田だと思ってもらえるような試合をします」と誓っていた。