RIZINケース 前回ブーイングのベイノアに「彼がどういうふうに勝ち筋を見いだすか見えない」

 「RIZIN.47」(9日、国立代々木競技場第一体育館)

 個別記者会見が7日、都内で行われ、4月29日の前回大会「RIZIN.49」で観客からブーイングを浴び、榊原信行CEOからも酷評された“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と対戦するジョニー・ケース(米国)が出席した。

 ベイノアは名門アメリカン・トップチームでの修行を経て前回、井上雄策と対戦。判定勝ちしたものの、双方ともお見合いが続く消極的な戦い方になってしまった。

 ケースも「(ベイノアの)前回の試合はファイトというものではなかったかもしれない」として、今回の試合展開について「彼はポイントゲームをしに来ると思う。僕はフィニッシュを取りに行くのが一番の違いだ。狙いとしてはKOするスタイルでいく」とした。

 ベイノアについては「テークダウンディフェンスも寝技もうまくない。右のパンチは強いのかと思うし、しなるような蹴りも持っているが、基本的には距離感を取るのがうまい人だと思う。決して彼のことをナメているわけではないし、リスペクトもしているが、これは(総合的な技術が必要な)MMAで、彼は1次元のファイターだとしか思えないので、こういうコメントになる」と評した。

 そして「前回の試合のことがあるので彼も必死に出てくると思うが、それは僕のいつものスタイルで特別感はない。彼がどういうふうに勝ち筋を見いだすか僕には見えない」と、最後まで厳しい言葉を並べていた。

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