公務員RIZIN戦士・徳留一樹 ファイトマネー、スポンサーフィーなしも「分かっていたこと」

 「RIZIN.47」(9日、国立代々木競技場第一体育館)

 個別記者会見が7日、都内で行われ、2021年3月の以来の試合となる徳留一樹(パラエストラ八王子)が出席した。宇佐美正パトリック(バトルボックス)と対戦する。

 徳留はブランクの間に八王子市役所に就職。コロナ禍で試合ができず、スポンサーに支援を受けることを「申し訳ない」との気持ちがあり、また家族もいるため、母親の示唆もあって就職を決めた。現在はプラスチックごみや、市民への啓発など「主にごみの仕事」をしているという。

 公務員とあって、ファイトマネーやスポンサーフィーを受け取ることはできないが、「正直なところ、もらえればベストだったが、100パーセントできないことなので。試合をやると決めた時から分かっていたことなので」と割り切っている。職場ではRIZIN出場を喜んでくれているといい、当日は約40人の仕事仲間が応援に駆けつけてくれると明かした。

 「舞台に戻ってくるためにいろいろと動いてくれた方がいっぱいいたので、そういう思いを背負ったところを見せなければならない」と、復帰を実現させてくれた人々のためにも、また、前戦でホベルト・サトシ・ソウザに敗れて「パパ弱いね」と言ってくる7歳、5歳、前戦ではまだ生まれていない2歳の子供たちに「パパ強いねと言われたい」という望みのためにも、徳留はRIZINのリングに上がる。

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