「ＲＩＺＩＮ．４７」（９日、国立代々木競技場第一体育館）

　個別記者会見が７日、都内で行われ、メインイベントでセルジオ・ペティス（米国）と対戦する堀口恭司（アメリカン・トップチーム）が出席した。

　堀口は２０２１年１２月、セルジオのバックハンドブローでＫＯ負けし、米ベラトールのバンタム級王座から陥落しており、今回は雪辱戦。

　勝ち逃げせず再戦を承諾したセルジオへの感謝やリスペクトは「もちろんありますよ」といい、「受けないこと（選択肢）もホントにあったと思うけど、受けてもらって、しかも敵地。すごく感謝しています」と敬意を払った。

　その上で「してるけど、しっかりぶっ飛ばして感謝を伝えます」と笑顔できっぱり。「ストライキングでもグラウンドでも、どんなポジションでも自分が有利に立てるようなゲームプランを作ってきたので。最後は決めたいと思います」と、完全決着を宣言した。

　なお、朝倉海戦では初戦にＫＯで敗れ、リマッチでＫＯ勝ちしたことがあるが、試合に臨む心境に関しては「あまり感情を入れないようにしています。感情を入れて熱くなってもスタミナをロスするし、機械的に１試合として消化します」と説明していた。