爆肘炸裂の梅野源治「ヤバかっただろ?」 MMAデビューの相手は皇治?「見たい人多いでしょうし」

 「RIZIN.47」(9日、国立代々木競技場第一体育館)

 日本ムエタイ界の至宝で、「ヤバいだろ」のフレーズでお馴染みの梅野源治が初のオープンフィンガーグローブでの試合で魚井フルスイングと対戦し、判定3-0で勝利した。

 梅野が右肘で2度ダウンを奪ったが、キックボクシングルールにも関わらず、魚井がタックルのような攻撃を繰り返し、注意そして減点1に。3回も魚井のタックルを繰り返してしまいさらに減点1。終始、梅野が試合を支配した中で、終了のゴングが鳴った。

 試合後、梅野は右肘炸裂に「ヤバかっただろ?やっと肘が見せられたなと。ずっと見せたいと思っていたので。突っ込んでくるフルスイングに合わせたいなと。久保優太くん、久保賢司くん、タイ人のトレーナーと作戦を練ってたんで、作戦が遂行できて良かった。(肘)見た?見ちゃった?魚井選手は体が強いですよね。肘すごい勢いで当たりましたよね、これ立つんだ?って。1回目のダウンも1回目のダウンも、めちゃくちゃ感触あったんで。(終わりだと)正直思いました。今回OFGで肘がめちゃくちゃ打ちやすいんですよ。フルスイングで打って、思い切りだったんで。これで起き上がるんなら、どうやって倒すんだって思いましたね」と、満足そうに振り返った。

 相手のタックルについては「タックルは謝られました。(魚井は)1ラウンド目から記憶がなくて、セコンドの方からも謝られました」と、振り返った。

 今後については「肘を見せられはしたけど、ぶっ倒すまでは見せられなかったので、榊原さんに直談判近々行こうかなと思っていて。すぐ試合させてくれと。超RIZINでもいいし、海外に乗り込んでもいいし、MMAを秋か冬に予定してるけど、その前に1戦ムエタイの試合を組んで、もっとすごいの見せるので。榊原さん、近々話しましょうか」とし、話題となっているベアナックルファイトについては「ふざけてんの?最近はやってますよね。そういう声があるならやってもいいですけど、年内MMAデビューするのにベアナックルやったら顔ボコボコだろ?もう一回ムエタイやろうかなと。その後でMMA本腰入れて練習します」と語った。

 その上で「チャンスがあるんだったらどんなルールにも挑戦するし、その中で求められてることをしっかりやらしていただいていく中でやりたいことを少しずつ実現して、頑張っているムエタイ選手に少しでも日の目を浴びてもらう地盤を作っていけたら、僕が動いている意味があるのかなと思っています。ONEとかも話はあるけど、僕はRIZIN、国内のデカい団体でムエタイの認知度を上げていきたいのがベースにあるので、それが海外のトップ選手と立ち技で対抗戦やってくれないかって言われたら全然やりますし。そういう選手とRIZINで戦って、やっぱ梅野すげえなって言われるような戦いを見せていきたいなと思っています。(MMAで戦いたい相手)正直誰でもいいというか、この選手とやってほしいと言われたらやりましょうってなりますけど。皇治くんとかMMA始めたじゃないですか。彼と僕のMMAも見たい人多いでしょうし」と、見据えた。

 本大会はABEMA PPVで視聴できる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス