「ＲＩＺＩＮ．４７」（９日、国立代々木競技場第一体育館）

　ＲＩＺＩＮバンタム級王者の朝倉海がリングに上がり、ＵＦＣ参戦を発表した。

　「きょうは皆さんに重要なお知らせがあって、この時間を作ってもらいました。僕はＲＩＺＩＮのベルトを返上して、ＵＦＣに行きます！」と宣言。会場はどよめきと拍手につつまれた。「詳しい内容についてはＵＦＣ側からアナウンスがあると思いますが、正式にＵＦＣに行くことが決まってます」と説明した。

　「うれしい報告なんですけど、いま凄く寂しい気持ちです。もともと何者でもなかった僕が、選手として格闘家として男として認めてもらえたのはこのＲＩＺＩＮのおかげです。そして去年の大みそかにベルトを巻いて、一度も防衛戦を行わずにＵＦＣに行く僕のわがままを受け入れてくれて、背中を押してくれた榊原さんに心から感謝したいと思います。ありがとうございます。僕は必ずＵＦＣでチャンピオンになってきます！そして世界中のファンを連れて必ずここに戻ってきます」と、誓った。

　榊原ＣＥＯは「ここまで海が上り詰めて、ＵＦＣにお願いしてではなく、求められていきますから。こうなったら日本人、アジア人初の男子選手としてベルト巻いてここに戻って来て」と、エールを送った。

　本大会はＡＢＥＭＡ　ＰＰＶで視聴できる。