井上尚弥が山本由伸と夢の顔合わせ 尚弥「がっつり見させていただきました」ヤンキース戦を観戦

 米ニューヨークに滞在しているボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、7日のヤンキース戦で好投したドジャースの山本由伸投手と初対面を果たした。井上と大橋秀行会長は、前日6日に全米ボクシング記者協会の表彰式に出席。翌7日に山本が登板した試合をヤンキースタジアムで観戦していた。

 山本は「試合を見ていただいてありがとうございました」と感謝。井上は「がっつり見させていただきました。お客さんの歓声が日本とはまったく違いましたね」と、率直な感想を述べた。

 その後は調整方法、体重管理などについて情報交換するなど、世界のトップアスリート同士らしい会話が弾んだという。

 また、プレッシャーについて、井上は「ここまでトップでやられている方は皆さんそうだと思うが、毎日をストレスに感じていない。常にハードルが高い状態が当たり前というか、あんまり息抜きはないですね」と話すと、山本投手も「そうですね」と同意し、「シーズン中に休みが少ないので、気が付いたらどんどん日が進んでいますね」と納得していた。

 大橋氏は「山本投手がヤンキースをあんなに抑えてしまいびっくりしました。すごいです。まさかニューヨークで全米ボクシング記者協会の表彰を受け、山本由伸投手のピッチングを見られるなんて最高の瞬間でした。本当にこれから何年たっても興奮の時間になると思います」と、至福の時間を振り返っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス