小橋建太氏が井浦新と“30分1本勝負” 小橋氏が「変わることができた」と井浦に感謝したワケ

 締めに拳を突き上げる小橋建太氏(中)とメインイベントの出場選手たち
 小橋建太氏(中央左)、井浦新(中央下)と安齊勇馬(中央右)ら出場全選手
 小橋建太氏プロデュース興行でメインイベントに出場した(左から)佐藤嗣崇、安齊勇馬、エル・リンダマン
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 「プロレス・Fortune Dream 9」(12日、後楽園ホール)

 元プロレスラーの小橋建太氏(57)がプロデュースする興行の第9弾が開催され、小橋氏が自身のコスチュームをデザインしてきた俳優の井浦新(49)とスペシャルトークバトル30分1本勝負を行った。

 大の小橋ファンの井浦は、自身がデザインした小橋氏のガウンをまとって入場。“一騎打ち”に「やばいですよね。今日だけファン代表で許してください」と恐縮した。

 小橋氏は2000年に自身のカラーをオレンジから黒に変更した際、「13年間使ってたんで、オレンジはすごく大事にしていた色だった。変えようと思った時に、新さんに相談したんですよ。僕の新しいのを作ってくれませんかって。2人でファミレスに行って」と、井浦が選んでくれたことを説明した。

 井浦は「関係がグッと縮まったのは、小橋さんから声をかけていただいたから。ノアのディファ有明の大会を見ていて、西永(秀一)レフェリーが突然、『小橋さんがお話があるそうなんです』。なんでお話があるんだろう?なんかしちゃったのかな?とか。そしたら、コスチュームを変えたいというお話が始まったんですよね」と回想。

 「重圧はホントにありました。僕もいちファンとして、ファンの皆さんの気持ちも分かりますから。何よりオレンジを一番大事にしていたのは小橋さんなので、オレンジを変えるというのは事件」と、当時のプレッシャーを打ち明けた。

 小橋氏は「オレンジがどっかにほしかったんですよ。未練があった。『オレンジが入らないんですか?』と言ったら、『入りません』。決別しなきゃダメなんだなと」と井浦の厳しい言葉を明かし、井浦は「小橋さんの一気に気持ちも何もかも変わって展開したいという気持ちがすごく伝わって来た。新しい色をスタートさせてここから始まっていくのが絶対にいいじゃないかなと」と理由を説明。小橋氏は「自分が変わることができたのはそのおかげです」と感謝した。

 また、膝の手術から復帰する際、小橋氏がコスチュームに差し色を希望すると「新さんが僕に『僕が一番大事にしている色を使います』。それで紫を入れてくれた」と明かし、井浦は「紫は好きな色でもありますし、大事にしていた紫を小橋さんにささげたいなって」と小橋愛を語った。

 その後は好きな技をテーマにトークし、井浦はオレンジクラッシュ、ローリング・クレイドル、バーニングハンマーを挙げて熱くトーク。小橋氏がバーニングハンマー開発について「三沢(光晴)さんを倒すにはそれ(三沢さんのタイガードライバー)以上の技を出すしかない。超えるんだという思いがなかったら進歩っていうのはないですね」と語ったところで時間切れとなった。

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