ぱんちゃん璃奈 都知事選掲示板ジャック騒動は「影響がなかった」引退覚悟の再起戦に勝利

 「キックボクシング・KNOCK OUT」(23日、国立代々木競技場第二体育館)

 ビッグマッチ「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」が開催され、48・0キロ契約3分3回戦(延長1回)でアイリン・ゴンザレス(25)=アルゼンチン=と対戦したぱんちゃん璃奈(30)=フリー=は、判定3-0で再起戦に勝利した。

 ぱんちゃんは5月3日に映像が公開された「巌流島バーチャルファイト」でルシア・アプデルガリム(20)=アルゼンチン=に判定負けを喫し、18戦目で全勝街道をストップされた。

 試合後の記者会見で、ぱんちゃんは「初めてプレッシャーがちょっとあった。2連敗したら自分、引退しなきゃいけないなというふうに感じていたので、何が何でも今回勝たないと未来がないなと思っていた」と、覚悟のほどを告白した。

 この試合に向けた意図を「打ち合わずに勝つというのをテーマに練習していました。前回は打ち合って負けているので、そういう作戦でこの2カ月やってきたので、オモロない試合でもいいので、勝つのが目標でした。いつもみたいにぐちゃぐちゃに前に行かないというのを意識していた。様子を見るというか距離を取るというか。(今まで)殴るためにしか両手を使っていなかったのを、ディフェンスを重視する意味で戦った。それができた」と明かした。

 その上で「1、2ラウンドは正直イーブンだと思っていた。3ラウンドでいけると思っていたし、冷静に戦って3ラウンドで取りに行くと話していたので、落ち着いていたし、延長戦えるくらいの体力と落ち着きはありました。結果的に見ると面白くない試合というのも分かるし、それでいいと(トレーナーから)言われたので。ポイントアウトでいい、オモロなくていいからと。その戦いを徹底した感じです」と試合を振り返った。

 ぱんちゃんは東京都知事選告示日の20日夜、立候補者のポスター掲示板に自身が大きく写ったポスターが多数、貼り出された掲示板ジャックが物議を醸したばかり。

 その影響については「大炎上は何度かしてるんですけど、今回悪い意味でいろんな注目浴びてるけど、リングに上がる時は正直それは一切関係ないと思っているので。プライベートで炎上しても、リングに上がる時はプロ格闘家として命懸けてやってるので、そこは影響がなかった」と前日に続き否定した。

 ジャックを行った理由については「言葉を考えてしゃべらないといけないですね。ノーコメントでお願いします。元気さん(KNOCK OUTの山口元気代表)に相談した上で発言をしないといけないなと今回思っています」と話すにとどめた。

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