BD延長煽動騒動で炎上の勝俣州和が訴え「僕の延長観たいですよね、で延長が決まることなんて100%ない」 因縁の安保瑠輝也と対談「1つ悔やむのは…」

 安保瑠輝也
 安保瑠輝也のX@anpo_rukiyaより
2枚

 格闘家の安保瑠輝也が22日、自身のYouTubeチャンネルに新規動画を投稿。朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown12」で因縁が生まれたタレントの勝俣州和と対談した。

 安保はBD12でRIZINで活躍するヘビー級のスダリオ剛との無差別戦に挑み、判定勝利。40キロ以上の体重差という前代未聞の戦いの中で、3ラウンドでは決着がつかず、ゲストだった勝俣が「延長みたいですよね!2人も納得しないんじゃないですかね」と観客らに呼びかけて、朝倉未来も認め、1ラウンドの延長戦に突入。試合後に安保は「1人なんか偉い勢いで言ってましたよね?もう1R見たいなぁって、アイツ誰なんですか?」と問うと、朝倉は「あれ勝俣さん」とポツリ。安保は「アイツ、ちょっとリング呼んでもらっていいですか」と、笑いながら話していたが、同件での勝俣の言動がSNS上では炎上気味となっていた。

 安保は「本心は延長なめんなと思った」としつつ、対談はスタート。勝俣はオレンジの短パン姿で登場した。勝俣は炎上について「なんかそういうのは(耳に)入ってきてます」と語り、安保は「全然気にしてへん」と驚いた表情を浮かべた。勝俣は「気にしてないというか、すべての意見を聞いたら、正しい意見とか学ぶ意見もあるけど、違う意見もいっぱい入ってると思ったんで、だから僕はあえて黙ったんですよ。本当に会場が沸いた。あれだけの沸点の高さっていうのは色んな格闘技団体をみてるけど、久しぶりに会場の沸点を感じたんで。僕がそこに反論すると、あの良い試合を、感動的な試合を汚しちゃうことになるんじゃないかと思って」と、これまで沈黙してきた理由を説明し、安保やスダリオらと話す機会を待っていたことを明かした。

 危険性などを指摘する批判の声には「僕の意見としては」と前置きした上で、3ラウンド終了時点で会場のファンから延長を求める声が大きかったことを明かし、「ファイトスタイルの解説は格闘家の方がやっている。僕がゲストとしてやらなきゃいけない事は会場の熱を伝えなきゃいけない。格闘家じゃないので」と強調。「1つ悔やむのは言葉が足りなかったんですよね」と吐露し、「これだけの多くの人が延長を期待しているのならば、延長観たいですよね、と。その言葉を足さなかったのは今回の混乱を招いた1つの原因でもあるし、学びましたね」と、反省を口にした。安保は「僕の気持ちとしては確かに今思い返すと、延長延長って声も聞こえたし、実際僕の心の中で延長いった方が盛り上がるんやろうなっていう思いもあった。結論として僕は延長されたことに対して何も思っていない」と、うなずいていた。

 ただ、延長を決めたという世間の声に勝俣は「みんなに『勝俣くんが延長って言ったから延長になった』って言われるけど、僕延長にするくらい権利なんか0%です。延長する権利があるのは、安保選手、スダリオ選手、お互いのセコンド陣、あとは団体の責任者の方々。僕の延長観たいですよね、で延長が決まることなんて100%ないです。それを誰かが説明してくれないと」と、訴えていた。

 その後も安保-スダリオ戦への思いを熱く語る勝俣に、安保は「勝俣さんすごいな。延長してよかったとすら思えるっすもん」と感心。勝俣は「あの延長が未来を作ったんです。おれ、本当に感動したのよ。あの2人の試合が格闘技界の扉をもう一つ開けた」と、最後まで熱く語っていた。

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