大仁田厚が聖地・川崎で50周年大会を開催 来日の83歳ドリーに「対戦を希望します」
プロレスラーの大仁田厚(66)が8月24日に聖地・旧川崎球場(現富士通スタジアム川崎)で50周年記念大会「テリー・ファンク一周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」を開催し、元NWA世界ヘビー級王者で、昨年死去した弟のテリー・ファンクさんとのタッグチーム「ザ・ファンクス」で一世を風靡したドリー・ファンク・ジュニア(83)が最後の来日を果たすことを24日、明らかにした。
大仁田はかねて「あそこしかないだろう」、「聖地川崎といえば」と、富士通スタジアム川崎での50周年記念大会の開催を切望していた。会場の規定で開催2カ月前からの告知開始となっているため、この日の発表となった。
大仁田は「50周年記念大会をやるなら、川崎球場しかないと思ってさ。空いてる日程を訊いたら、8月24日だと言われた。この日はさ、日本時間のテリー・ファンクの命日。テリーのいたずらかな?って思ったよ。50周年記念大会に、テリーを呼びたいと、2年前くらいに話してたんだよ。川崎球場のあった場所でさ、もう一度スピニング・トーホールドの中リングインするテリーを見られたら最高じゃん。…だけど叶わなかった」と昨年8月23日に死去した恩師テリーさんへの思いを吐露。
「テリーの日本での1周忌追悼セレモニーをやると言ったら、ドリーが来てくれることになった」と、ドリー来日の経緯を明かし、「俺のキャリアの中で、ドリーと対戦した経験はありません。どうせ来てくれるなら、対戦を希望します。80過ぎた往年のスターに何言ってるんだ!って怒る人もいるだろうけど、プロレスの幅ってあるだろう?オールドファンがかつて大興奮したザ・ファンクスを、少年の心と思い出を重ねて観てほしいなと思うよ」と、83歳のドリーとの対戦をブチ上げた。関係者によれば、今回がドリー最後の来日になるという。
なお、本大会は市制100周年の川崎市が後援する。