7・13大阪で世界タッグ挑戦の宮原健斗「大阪のみんなはワイのことが好きやねん」…自身は福岡出身
「プロレス・全日本」(13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
斉藤ジュン、斉藤レイの第99代王者組に宮原健斗、青柳優馬組が挑戦する世界タッグ選手権試合が行われることが1日、都内で行われた記者会見で正式に発表された。
宮原はプロ野球・阪神の森下のユニホーム着用で現れ、「ワイが満場一致で最高の男、宮原健斗や」と、不自然な大阪弁で第一声。ちなみに出身は福岡県だ。
2019年にスポーツミュージカル「energy」に出演した際、「大阪で3カ月住んどったんや」と明かし、「大阪に縁があるんや。大阪のみんなはワイのことが好きやねん」と主張。「大阪でこの世界タッグベルト、いただきますわ。おおきに」とベルト奪取を宣言した。
急激なキャラ変に困惑を隠せない報道陣に、宮原は「ワイはプロレスを長くやってて、大阪に育てられた部分があるんや。自然と出るもんやからこれは別に意識したわけじゃなく、今日朝起きたらこの格好をしようと思い、分かりやすく言えば大阪への愛やね!」と説明。斉藤ブラザーズを「大阪の名物持って来てないやないか!たこ焼きとかあるやろう?大阪の皆はんが待っとんねん、7月13日は!気が利かんのう」と叱責した。
なお、斉藤ブラザーズのモノマネに終始していた青柳は、宮原のキャラ変について聞かれると「知らんわ」と斉藤ブラザーズばりの低音のまま、大阪弁で返した。
◇ ◇
この日は三冠ヘビー級選手権試合と世界ジュニアヘビー級選手権試合の記者会見もそれぞれ行われ、三冠王者の安齊勇馬と挑戦者の諏訪魔、ジュニア王者のライジングHAYATOと挑戦者の“ミスター斉藤”土井成樹が出席した。
三冠戦の記者会見では、報道陣との質疑応答中に諏訪魔のiPhoneの着信音が鳴り響き、諏訪魔が出るとバカの相方・鈴木秀樹からの「ラーメン行きましょう、二郎系」という誘いだった。
諏訪魔は「俺は家系の方が好きだっつってんだよ!」と神奈川県出身らしく応じつつ、前回の後楽園ホール大会で安齊に挑戦して敗れた鈴木に「どうすれば勝てる?」と聞くと、鈴木は「全日本のために負けろ!」と諏訪魔を一喝。「安齊頑張れ!俺は安齊のセコンドに付くぞ」とまで言い出す始末だ。その後も2度、着信音が鳴ったが、諏訪魔は無視した。
この間、諏訪魔に終始冷たい視線を送っていた安齊は「会見中に携帯を持ってこないとか、マナーモードにするとか、普通なら絶対に分かることなのに、専務なのにっていうのが、率直な感想ですね。なんか…バカなのかな?みたいな」と冷たく言い捨てていた。
ジュニア戦の記者会見では、ベルトを「恋人」というHAYATOに、土井が「そのベルトとおまえを別れさせたるわ、俺が」と別れさせ屋宣言。HAYATOは「俺が防衛し続けて、一緒に引退する」と、ベルトと添い遂げることを誓った。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
ファイト最新ニュース
もっとみる那須川天心 計量で異例お辞儀「大きな敬意を込めて」 シルバー基調の新ヘアで気合十分「銀河まで行っちゃおうかな」
中谷潤人「絶好調」 挑戦者の挑発連発も“スルー”でKO宣言「圧倒しノックアウトするシーンを」
7回TKO負けの亀田京之介「ネリは本当に強かった」と完敗を認める 両目上カットの不運も「やれる事はやり出し切れた」
亀田和毅 バッティング連発のネリに苦言「あの頭、汚いわ」「またバッティングや」両目カットで奮闘もTKO負けの京之介には「よう頑張った」
王者中谷、堤ら前日計量パス
那須川天心、あす対戦の前世界王者モロニーに異例の一礼「普通じゃあり得ないことに大きな敬意」計量1発クリアで握手→深々お辞儀
“悪童”ネリが再起戦飾る 亀田京之介に7回TKO勝ち 1回膝突きかけて騒然もスリップ判定 亀田はダウン主張も バッティングで亀田の両目カット
亀田京之介はネリに7回TKO負け 1回に膝つかせるもスリップ判定、ネリのバッティングに両目上カット 健闘も大「ネリ」コールの完全アウェーに散る