マリーゴールドとLLPW-Xが乱闘 「いつも掃除ができてない」「勝ったら道場よこせよ!」

 「プロレス・マリーゴールド」(13日、両国国技館)

 旗揚げ後、初のビッグマッチとなる「MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024」の全カード発表記者会見が1日、東京・原宿で開かれた。対抗戦を行うマリーゴールドの高橋奈七永、桜井麻衣、石川奈青組とLLPW-Xの神取忍、井上貴子、NORI組が一触即発となり、石川とNORIが乱闘を繰り広げた。

 5月20日に旗揚げしたばかりのマリーゴールドはLLPW-Xの道場を借りて練習しているが、NORIは「いつも掃除ができていない。いつも自分たちが後始末をさせられています」と暴露し、「日頃からうっぷんがたまっていたので、いい機会だと思う。うっぷんを晴らしたい」と挑発。神取も「奈七永選手とは初めて当たります。すごく楽しみにしている」と喜ぶ一方で、桜井と石川を「付け人?」とあしらい、高橋が「今の女子プロレスを勉強してください」と言い返すと「誰もが分かるような選手になれって言ってんの!」と一喝した。

 高橋も「今、怒れる相手がいないんですか?笑ってる場合じゃないですよ。私が神取忍に勝って、怒る理由を作ってやりますよ。それが今の女子プロレスを生きてる証だから」ともう反論し、「こっちが勝ったら道場よこせよ!」とハードルの高すぎる要求。神取も「くれてやるよ!」と売り言葉に買い言葉だ。

 その後の写真撮影でも断固拒否する神取の腕を高橋が無理やり引っ張ったり、NORIと石川がつかみ合いになったりと、この日、最も荒れた組み合わせとなった。

 米WWEのイヨ・スカイ(紫雷イオ)と一騎打ちを行う林下詩美は「ファンの時に初めてイヨさんを見た時からずっと私の憧れの方です。試合できるのがすごく楽しみです」と率直に明かしつつも、「夢で終わらせるつもりなんてありません。勝って超えてみせます。憧れなんてものは捨てて全力で挑みたい。両国国技館の主役はこの林下詩美です」と、力強く言い切っていた。

 初代ユナイテッド・ナショナル王座決定戦は、まずMIRAIと青野未来が決勝進出マッチで対戦し、その勝者が旗揚げ戦でセンセーションを巻き起こしたボジラと決定戦を行う。

 ボジラは「オウムのようなMIRAI、老いたウィドーのような青野未来、どっちが勝とうが関係ない」と意気込む2人を一蹴し、「マリーゴールドのエースはボジラ。見てな、白いベルトを巻くのはアタシだよ」と戴冠を宣言した。

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