ボクシング・堤聖也 格下相手にも油断なし「思いがけないハプニング、怖いことが起きるかもしれない」

 公開練習を行った堤聖也
 公開練習でシャドーを見せる堤聖也
 公開練習でミット打ちを見せる堤聖也(右)
3枚

 「ボクシング・10回戦」(7日、両国国技館)

 WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)=志成=とIBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=の統一戦のセミファイナルでウィーラウット・ヌーレ(タイ)と対戦するWBA世界バンタム級2位の堤聖也(28)=角海老宝石=が2日、東京・江古田のDANGANジムで公開練習を行った。

 ウィーラウットの映像を「20秒くらい見た」という堤は「しっかりリターンを返してきたり、ちゃんとボクシングができる選手」と、印象を説明。戦績4勝(2KO)1敗で今年4月、西岡伶英(川崎新田)に判定負けしている格下だが、「先週くらいから怖さとか恐怖心とか、いつものような緊張感を持って望むようにできてきた。こういう時は思いがけないハプニングが起きるから。切るかもしれないし、頭をもらって負傷ドローとか、そういう怖いことが起きるかもしれない。そういう不安を持ちながら、自分自身を詰めていくことができている」と油断はない。

 「いいところを見せようとしてボクシングしちゃうと、あまりいいパフォーマンスはできない。ちゃんと組み立ててボクシングしたい。早く終わらせようとか考えると空回りすると思う。組み立てて考えるボクシングの面白い部分を見せていけたらと思います」と、落ち着いて試合への意気込みを語っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス