新日本&スターダム レッスルキングダムウィーク開催 IWGP実行委員会は改めて組織化へ

 新日本プロレスの棚橋弘至社長とスターダムの岡田太郎社長が3日、オンライン会見を行い、両社がこれまで以上に連携してプロレスを盛り上げていくための施策などを次の通り発表した。

 1点目は「WRESTLE KINGDOM WEEK」と銘打った大会、イベントの開催。スターダムの12・29両国国技館大会を皮切りに、新日本とスターダム合同の1・2ベルサール羽田空港「新しいプロレス祭り」、スターダムの1・3東京ガーデンシアター大会「STARDOM NEW YEAR DREAM 2025」、新日本の1・3「WRESTLE KINGDOM 19」前日イベント、新日本の1・4東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム」、米AEW、米ROH、米CMLLなど海外勢が大挙参戦して初開催される1・5東京ドーム大会「WRESTLE DAYNASTY」、新日本の1・6大田区総合体育館大会「NEW YEAR DASH!!」と続く。

 「WRESTLE DYNASTY」は午後1時の試合開始を予定しており、米国でも東海岸で土曜午後11時、西海岸で午後8時開始と、生中継が見やすい時間に設定された。

 東京ドーム大会では新席種も発売する。1階スタンドにはL字型ふかふかソファーの「ソファーシート」(4人グループ用)、2階スタンドにはゆとりのあるベンチソファーの「ファミリーシート」(4人用)を用意。1・4は1231円の「逸材シート」を1231席用意し、1・5も通常より安い席を準備しているという。

 これに先立ち、新日本とスターダムの約2年ぶりの合同興行「Historic X-over2」を11月17日にエディオンアリーナ大阪で開催する。

  ◇  ◇

 また、新日本プロレスが管轄するタイトルマッチや、G1クライマックス、ニュージャパンカップ、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアなどの公式リーグ戦やトーナメント戦の開催と運営を統括管理する組織として、IWGP実行委員会を改めて組織化する方針を明らかにした。委員会のメンバーは歴代IWGPヘビー級王者や新日本プロレスの役員を中心に選定し、追って発表される。IWGP実行委員会は大会概要や出場選手についてコミットするとともに、審判部と連携して、リング上の運営の適正化を推進するという。

 IWGP実行委員会は4月に辻陽太が「本当にあるのか?」と実在に疑義を呈するなど、近年は形骸化していた。

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