ジュリア、復帰前日に「大復活」宣言! イヨ・スカイは6年ぶりの日本に「この試合は奇跡」
「プロレス・マリーゴールド」(13日、両国国技館)
初のビッグマッチとなる「SUMMER DESTNY 2024」の直前記者会見が12日、都内で開かれ、メインイベントで初代マリーゴールドワールド王座決定戦を行うエースのジュリアとフリーのSareeeが調印式に臨んだ。
旗揚げ戦で右手首を骨折したジュリアは、この試合がぶっつけ本番の復帰戦。Sareeeは「ジュリアを信じることしかできなかった」としつつも、「不思議とこの一戦は絶対に実現するなと思っていました」という。
「ジュリアとずっと戦いたかったし、大きい舞台、そしてメインイベント、初代ワールド王座のベルトをかけた戦い、全てが整ったなと思っています。セミ(林下詩美-イヨ・スカイ)はホントにすごいものになると思っている。でもメインはSareeeとジュリア。私たちが今の日本のトップなんだよというところをしっかり見せつけて、必ず私が全てをつかみとりたい」と意気込みを示した。
Sareeeに「アンタさ、復帰することに今満足していない?」と挑発されたジュリアは「バカ言ってんじゃねえよ!何言ってんだよ!まずSareee、待たせたな。どんな思いで本部席で皆の試合眺めて、私がホントのマリーゴールドのエースだってSareeeが言って、それをどんな思いで眺めていたか。私がやろうとしてたことをおまえが全部持ってって、今この気持ちはSareeeに対する嫉妬だよ」と激白。
「私はもう覚悟は決まってます。Sareeeがマリーゴールドのエース?そんなの許しません。ここでしっかりサリーと歴史に残る、語り継がれるような戦いをして、初代チャンピオンになり、私が本当のエースだということを示し、ジュリアの戦いを女子プロレス、マリーゴールド、Sareeeにしっかりたたき込んでやりますよ。ジュリアの大復活、ジュリアのエースの始まりです」と高らかに宣言した。
セミファイナルで林下詩美と一騎打ちを行うイヨ・スカイ(米WWE)は6年ぶりの日本マットで、イヨ・スカイとして日本でファイトするのは初めてになる。
イヨは「日本の地に久々に舞い戻ってきて、WWEと契約した時にWWE以外のリングに上がることはない覚悟で海を渡っていったので、6年ぶりの日本凱旋試合がWWEではなく、日本女子プロモーションの試合になることに素直にビックリしています。まさにこの試合は奇跡の一戦です。実現させてくれた林下詩美選手、ロッシー小川代表、わがボス、トリプルHに心からの感謝を申し上げます。心の底からこの奇跡の一戦をご堪能ください」と、率直に感慨を口にした。
林下は「今すごくドキドキしています。イヨさんを前に緊張しているのかもしれない。でも明日の試合でとても高鳴っているんだなと思っています。リング上で初めてイヨさんを見たその日から持ち続けてきた気持ちを全て爆発させたい。明日、イヨ・スカイに必ず勝ちます」と、こちらも素直な思いを明かした。
初代ユナイテッド・ナショナル王座決定戦に出場するボジラ、MIRAI、青野未来は調印式に臨んだ。
言い争うMIRAIと青野に割って入ったボジラは「明日になれば私が初代UN王者のボジラだと皆が知ることになるだろう。サイズ・ダズ・マター。私はシングルマッチで負けたことがない。いつでもやってやる!ここでもいいぞ!」と言い放つと、2人を突いて火花を散らした。
第1試合でビクトリア弓月と組んで天麗皇希、後藤智香組と対戦するXは、WAVEを退団してこの日、入団した田中きずなであることが発表された。
田中はプロレスラーの田中稔・府川唯未夫妻の娘で、ロッシー小川代表とは生まれたときからの間柄。負傷欠場していた田中は「この期間、プロレスができなくなってしまったらどうしよう」と悩んでいたといい、「あきらめたくなくて移籍を決断しました。批判から逃げるのでなく一つ一つと真剣に向き合った上で、期待に応えられるように頑張って行きたい」と決意表明した。
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