井上尚弥に挑戦するドヘニーが来日 番狂わせに自信「何度もアンダードッグを覆してきた。何の心配もない」

 来日したTJ・ドヘニー
 来日して取材に応じるTJ・ドヘニー
 来日してファイティングポーズを見せるTJ・ドヘニー
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 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(9月3日、有明アリーナ)

 王者・井上尚弥(大橋)に挑戦する元IBF王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)が23日、成田空港着の日航便で米ボストンから来日した。

 アイルランド出身、オーストラリア在住のドヘニーだが、世界戦の前は必ず「ストレスとか邪魔が入ることなく、睡眠、食事、ボクシングの練習だけに集中する環境」である米マサチューセッツ州スプリングフィールドで、「世界戦では9年間一緒にやっていて、セコンドとして彼以外の人間は信用していない」というトレーナーのヘクター・バミューデス氏と練習している。

 今回も10週間のトレーニングキャンプを張ってきたといい、「一つに絞らず全ての面においてカバーできる対策をしてきた」と明かした。

 下馬評は不利だが、「アンダードッグなのは分かっているが、今回は4団体統一という大きなタイトル挑戦なのでやる気はまんまんです。過去何度もアンダードッグをくつがえしてここまで来ているので、何の心配もない」と、番狂わせに自信を見せ、「夢がかなう。ボクサーなら誰しもが4団体統一を目指している。それを目指してここまで来られているのは特別なことだ」と、ジャパニーズ・ドリームをつかむ姿勢を見せた。

 尚弥については「2019年にグラスゴーのWBSSで初めて彼を見て、素晴らしい選手だったのでそこからずっとフォローしている。彼がこれだけの大金を稼ぐボクサーなのはよく分かるし、全ての面で素晴らしいボクサー」と最上級の賛辞を贈った。試合は「タフな試合になると思う」と厳しい展開を予想しつつも、「統一戦だぜ!夢がかなったという思いだ」と笑顔を見せていた。

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