初代タイガーマスク 村上和成と船木誠勝のタイトル戦は「どこよりも厳しいストロングスタイルができる2人の頂上決戦」

 記者会見に出席した村上和成(左)と船木誠勝
 永田裕志と絡むことを希望した間下隼人(左)、スーパー・タイガー
 記者会見に出席したジャガー横田(左)、Sareee
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 「プロレス・ストロングスタイル」(9月26日、後楽園ホール)

 レジェンド王者・村上和成が船木誠勝を挑戦者に迎えて初防衛戦を行うことが決定し、29日、都内で記者会見が行われた。

 2000年に引退した船木は、上井文彦氏が起こした団体・ビッグマウスラウド(以下BML)に前田日明氏が参加したことから、06年に復帰して、BMLの社長を務めていた村上と一騎打ちを行うプランが進んでいたが、前田氏が上井氏と決裂したため、頓挫した経緯がある。

 船木はこの日、「ほぼ毎日BMLの事務所に行って、村上社長とこれからどうしていこうって会議した時は毎日本当に楽しくて」と当時を振り返り、何もできずに別れたこと、その後に村上がBMLの借金を背負って苦労したことに関して「本当に申し訳ない」と、ずっと気に病んでいたことを告白。村上が今回、挑戦者に指名したことを「ありがたい」と感謝し、「思い切り行きます」と真っ向勝負を宣言した。

 船木の挑戦を求めていた村上は「リング上で2人が奏でる音を皆さんに届け、僕たちでしか奏でられない音を皆さんの耳にこびりつかせたい」と、短い言葉の中に18年の思いを込めた。

 同席した初代タイガーマスク(佐山聡)は「どこのマットよりも厳しいストロングスタイルができる2人の頂上決戦」と期待していた。

 この大会では、SSPW認定女子タッグ王者のジャガー横田、藪下めぐみ組に本間多恵、優宇組が挑戦するタイトルマッチが行われる他、新日本プロレスの永田裕志が初参戦。記者会見ではスーパー・タイガーと間下隼人が永田と組む、あるいは戦うことを希望し、平井丈雅代表も実現させる方針を明かしていた。

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