平本蓮、70分間潔白訴え 朝倉未来への思い「正々堂々戦った。心配おかけした」赤沢の告発に弁護士「虚偽あれば名誉毀損なり得る」【一問一答①】
格闘家の平本蓮(26)=剛毅會=が2日、都内で緊急記者会見を行い、SNS上などで拡散していたドーピング疑惑について、否定した。平本に加え、のぞみ総合法律事務所の吉野弦太、成豪哲弁護士が同席した。約70分間に及び自身の潔白を訴えた。平本を巡っては今月に入り、7月に行われた「超RIZIN.3」のメーンイベントで朝倉未来に勝利した試合において、28日になりDEEPなどに参戦している格闘家の赤沢幸典が自身のXで平本にドーピングを指南したと告白し、波紋が広がっていた。
平本との一問一答は次の通り
-会見したのは
平本「検査結果の前に記者会見を開いた方がいいと思った。あまりにも騒動が大きかったのでしっかりと記者会見をやろうと思いました。自分の口から早く言いたかったので。RIZINより早く発表したかったので」
吉野弁護士「(補足)平本選手が自らの口で、SNS対SNSでやるんじゃなく、直接、直に伝えたいという思いから、会見の場を設けた」
-赤沢さんがアップした動画は実際の会話?
平本「自分との会話の内容です」
-会話の内容は
平本「さっきもお伝えした通り、(赤沢から)購入して、いろいろと聞いてくる質問が多かったので、むげにできなかったから、話を合わせていた。今は何のことを言ってるのか理解しています。だから使っていないです。さっきも言った通り。赤沢さんから買った物は使っていないです。検査結果を待って、RIZINの指示に従おうと思っています」
-親しい人間が暴露したことが異常だと思うが、そんなことをされる要因に心当たりは
平本「対立関係になるようなことは、全く思い当たらない。何か赤沢さんの方で特別な事情があったのでは。この場で推測で話すのはやめておこうと思います」
-法的手段、赤沢に虚偽があった場合は
吉野弁護士「虚偽があれば名誉毀損だとかそういう問題になり得ると思います。あえて電話を録音してあえて公表した特別な事情があるとすれば、その特別な事情で、法的手段に訴えることもあると思います」
平本「いろんな噂が飛び交っているが、あまり自分からは詮索したくない。特別な事情があるんじゃないかと思うんですが」
吉野弁護士「記者会見の趣旨が、憶測だけでSNSで言い合いになるのが間違っているよねというのと、平本選手が事実と認識をしっかり語る場なので、踏み込んだ発言は差し控えたい。今分かってる事実だけでいうと、トレーニングしてる選手との会話を、終わった後になって突然、会話の録音がなされて、ちょっと普通な時系列ではないですよね、と弁護士としては感じざるを得ない。結果を待って弁護士としてやれることはやりたい」
-やっていないという証明は
平本「必要であればその都度、説明と証明をしていこうと思う」
-トレーナーの説明した注射の効能は
平本「ケガの回復を早める。ドーピング検査に違反しない」
-海外でドーピングの誘惑はあったか
平本「見たこともないし、そういうやり取りや話になったことも一度もない」
-ドーピングに対する考え方は
平本「自分は正々堂々と戦った。あとは検査結果が全てだと思う。検査結果とRIZINの指示に従う。まずは待とうかなと思う」
-朝倉未来選手に伝えたいことは
平本「試合自体は正々堂々と戦った。このような騒動を起こしてしまい、というか、騒動が出て、引退をかけて戦ってくれた朝倉選手や朝倉選手の陣営にはご心配をおかけしたと思う」
-最後に赤沢さんと話したのは
平本「最後に話したのが8月4日の電話のタイミングで、20日に出てからは連絡が取れていない」
-会見に関して榊原信行CEOとは話したか
平本「会見するとお伝えしましたが、RIZINの指示で会見を開いたのではなく。深く話してはいません」
-検査結果の公表が後ろ倒しになった理由を聞いてる?
平本「全く聞いていません。ホントにいつになるんだろう。自分はシロだと思っています」
-SNSの使い方は
平本「反省しています。今回の騒動で、あまりにも自分は嫌われていると改めて思いました」
-朝倉未来戦はドラッグテストの対象になると理解していた?
平本「はい」
-赤沢さんがドーピングしていることは気付いていた?
平本「全く分からなかった。赤沢さんがああいうふうに言わざるを得ない状況ではないかと思いたい」
-赤沢の投稿2本目にある、怖い人に暴行された云々は
平本「全くそんなことをするわけはないし、一切そのような事実はありません」