井上尚弥「後半しっかり見せ場作ろうかな、と」 62・7キロまで増量「若干重たい」【一問一答】
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(3日、有明アリーナ)
世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチで、統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、元世界王者で挑戦者のTJ・ドヘニー(37)=アイルランド=に7回16秒、TKO勝ちし、4団体の王座を防衛した。以下、井上尚弥の主な一問一答。
(勝者のインタビューで)
-慎重な試合運びだった。
「今回やりたかったのは、丁寧にボクシングを組み立てること。しっかりボクシングというものを理解して組み立てるように今日は意識した」
-東京ドームでのネリ戦を終え、この試合が本当に大事だと臨んでいた。
「みなさんの期待していたような内容ではなかったと思うけど、長く試合をしていればこういう試合もある。また次に期待していただきたい」
(記者会見で)
-ドヘニーは前日から11キロ増。パワーやパンチ力の強さは。
「多少は感じたが、ビックリするほどではなかった」
-続けていたら最後詰められたという思いは。
「そこは“たら、れば”になってしまうが、後半に向けてしっかり見せ場を作ろうかなと思っていた」
-当日は62・7キロまで増量した意図、動いてみた感触は。
「今回はちょっと意図的に、ボクシングスキルが落ちない程度にどこまでリカバリーができるか試してみた。今後自分の当日の適正体重を定めていきたいと思って。やっぱり若干重たいんだなというのは少し感じた」