「ボクシング・４団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」が３日、有明アリーナで行われ、４団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥（３１）＝大橋＝が挑戦者で元ＩＢＦ王者のＴＪ・ドヘニー（３７）＝アイルランド＝に７回ＴＫＯ勝ちで防衛に成功した。

　“モンスター”の注目の一戦には、多くの有名人が駆け付け、リングサイドから熱視線を送った。井上と親交のある布袋寅泰は白いＴシャツの上に白いジャケット、ブラックデニム姿で観戦。試合後の井上との２ショットをＳＮＳに投稿し、「尚弥くん、お疲れ様。予想外の勝利の仕方でしたが、一瞬たりとも心身共に集中力を欠かさず、張り詰めた緊張感の中に美しさを放つ王者の風格。見惚れました。まだまだ進化を続け歴史を塗り替え続けてください。祝勝会のご案内はまた改めて！（Ｐ．Ｓ．Ｄｅｐａｒｔｕｒｅ　での入場は落ち着いて観戦できます！）」と投稿した。

　歌舞伎俳優の片岡愛之助とパリ五輪柔道男子金メダリストの阿部一二三は並んで観戦。愛之助にとっては「人生初ボクシング観戦」だったそうで、「迫力のある打ち合いの音と、１万５千人のどよめきは凄かったです！！！」などと、阿部との笑顔２ショットを添えて興奮を伝えた。ラグビー日本代表のリーチ・マイケルも観戦した。

　さらに、取材記者らもえっ？！と驚いたのが、極楽とんぼ・加藤浩次。普段はオールバックぎみの１・９、もしくは２・９分けの印象が強い加藤だが、前髪を下ろした珍しい姿で、一瞬「誰？！」と二度見、三度見しそうなほど。「狂犬」のイメージからは程遠い素顔で、ふるふわ系の髪形はオズワルド・畠中悠っぽくもあった。