那須川龍心は濃いピンクヘアで登場 前日計量クリアも苦笑い「ピンクシャンプーが入りすぎて」

 那須川龍心とシン・ジョンミン
 計量をパスした那須川龍心(左)とシン・ジョンミン
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 「キックボクシング・RISE」(8日、横浜BUNTAI)

 ビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」の前日計量と記者会見が7日、東京・新宿で行われ、全選手が一発でパスした。

  ◇  ◇

 スーパーフライ級3分3回延長1回で対戦する、ボクシングのWBA・WBC世界バンタム級3位・那須川天心(帝拳)の弟でフライ級1位の那須川龍心(チームテッペン)は52・95キロ、シン・ジョンミン(韓国)は52・55キロで、ともにリミットの53・0キロをクリア。

 髪の色を金からピンクに変えた龍心は「もっと薄いピンクにしようと思っていたけど、今朝シャンプーしようとして、水抜きをし終わった後でボーッとしていたらピンクシャンプーが入りすぎて、けっこう濃いピンクになりました」と苦笑い。

 シンは昨年末のRIZINで、MMAルールでTKO勝ちした相手だが「手足が長い印象で、すごく優しそうな顔をしていると思いました。1回勝ったけど、気を抜かずに1ラウンド目からしっかり倒しに行こうと思います」とKO宣言した。

 シンは「前回のフェイスオフよりもっと強くなった印象を受けました」と龍心について語り、龍心のホームであるキックルールでの試合にも「那須川選手に有利だとは思いません。フェアな試合だと思っています。必ず勝つようにします」とリベンジを誓っていた。

  ◇  ◇

 メインイベントのRISE世界バンタム級タイトルマッチで対戦する王者・志朗(ビーウェルキックボクシング)はリミットの55・00キロジャスト、挑戦者・田丸辰(トライハード)は54・95キロで、いずれもクリアした。前回3月17日のタイトルマッチは1ラウンドに偶然のバッティングで志朗が鼻を骨折して、ノーコンテストに終わっている。

 田丸は「何かやってくれるかなという期待感が持てるのは僕だと思う。圧倒的に何もさせず、焦る顔を見せるとか、KOするとか、しっかり明確な差をつけて勝つのが一番面白いのかなと思う」と強気で「志朗選手がずっとベルトを持っていてもパッとしない」とバッサリ斬り、「僕が取ったら、このままどんなステージまで行けるだろうかという期待感が持てると思う」と訴えた。

 志朗は「防衛してからがチャンピオンだと思っている。RISEの世界チャンピオンは1試合1試合すごい責任感があって、キックボクシング界も背負っていかないといけないと思う」と主張。田丸から「向かい合った時、3月の時より志朗選手がメチャクチャくぼんでいる感覚があった。体調が悪そうに見えたけど大丈夫ですか?」と挑発されると「絶好調です」と言い返した。

 田丸は「明日は100パーセントに近い高確率でダウンが取れると思う」、志朗は「いろんなパターンや見せたことがない動きが練習できた。明日はホントにKOできる確率は100パーセントに近いと向かい合って感じた」と、ともに倒すことを宣言。前回の不完全燃焼を払しょくする姿勢を見せていた。

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