「Ｋ－１」（１０月５日、エディオンアリーナ大阪）

　「Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ　２０２４　無差別級アジア予選」の組み合わせが１３日夜に発表され、Ｋ－１の番長ことジェロム・レ・バンナ（５１）＝フランス＝、エロジマンことエロール・ジマーマン（３８）＝キュラソー＝の参戦が明らかになった。

　バンナは１９９５年と２００２年の準優勝者で、ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アンディ・フグ、フランシスコ・フィリォらと数々の死闘、名勝負を残して来た旧Ｋ－１のスーパースター。ＭＭＡやプロレスのリングにも上がり、アントニオ猪木さんが主宰したＩＧＦではチャンピオンに輝いた。今年６月には「ＫＮＵＣＫＬＥ’Ｓ　１６」で、金枝勇気を右フックで２回ＫＯしている。

　旧Ｋ－１末期に頭角を現したジマーマンは２０１２年のイッツ・ショータイム（消滅）で現ＧＬＯＲＹ世界ヘビー級王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでＫＯしている実力者。今年６月には１４年ぶりにルーマニア大会でＫ－１に復帰し、マイク・カラマスケタス（ギリシャ）を初回ＫＯして健在ぶりを示した。

　無差別級アジア予選のカードは次の通り。

　◆ジェロム・レ・バンナ（フランス）－Ｋ－Ｊｅｅ（Ｋ－１ジム福岡チームｂｅｇｉｎｎｉｎｇ）

　◆エロール・ジマーマン（キュラソー）－山口翔大（ＧＥＮＥＳＩＳ）

　◆シナ・カリミアン（イラン）－クラウディオ・イストラテ（イタリア）

　◆谷川聖哉（Ｋ－１　ＧＹＭ　ＳＡＧＡＭＩ－ＯＮＯ　ＫＲＥＳＴ）－クォン・ジャンウォン（韓国）