WBO-AP王者・保田克也と東洋太平洋王者・宇津木秀の統一戦が決定 11・21後楽園

 統一戦を行うことが決まったWBPアジアパシフィックライト級王者・保田克也(左)と東洋太平洋同級王者・宇津木秀
 統一戦を行うことが決まったWBPアジアパシフィックライト級王者・保田克也(左)と東洋太平洋同級王者・宇津木秀
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 「ボクシング・フェニックスバトル125」(11月21日、後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィックライト級王者の保田克也(大橋)と東洋太平洋同級王者の宇津木秀(ワタナベ)が、メインイベントで統一戦を行うことが24日、都内で発表された。

 保田は「僕にとっても宇津木選手にとっても、世界につながる大切な一戦になると思う。いい結果が残せるように。一番の目標は世界。世界のチャンスがあればやりたい」、宇津木は「統一戦にしっかり勝って、世界に行けるチャンスだと思っている。落とさずしっかり勝ちたい」と、世界挑戦に向けて必勝を期した。

 互いの印象について、保田は「攻守ともにバランスの取れた穴が少ない選手。そこをどう突くかしっかり研究して勝ちにつなげたい」、宇津木は「すごくディフェンシブで穴がないところがすごい強み」と評した。

 一方で、日本タイトルを持つ三代大訓(横浜光)について、元同門の宇津木は「話があれば日本タイトルを取りに行く。三代選手とやってほしいという声もたくさんあるので、視野に入れて」、保田も「(ライト級は)層の厚い階級なので、なかなかそう(世界挑戦)いかない場合は日本との3冠を狙っていきたい」と、ともに地域3冠にも意欲を見せた。

  ◇  ◇

 セミファイナルではアジア最強ライト級トーナメントの決勝で、今永虎雅(大橋)と斉藤陽二が激突。今永は「来年はタイトルに絡めるように、しっかり倒して勝って来年につなげたい。どのタイトルでも大丈夫です。来年は組んでいただいた試合は全部勝ちます」と意欲的だった。

  ◇  ◇

 他に1位と左右田泰臣(EBISU K’s BOX)と2位の豊嶋亮太(帝拳)の日本スーパーウエルター級王座最強挑戦者決定戦、2位の弓場海樹(ワタナベ)と3位のシーサー皆川(平仲)の日本ウエルター級王座最強挑戦者決定戦、日本ライト級3位の仲里周磨(オキナワ)と日本スーパーライト級3位のアオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)のライト級8回戦などが行われることも発表された。

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