「ＲＩＺＩＮ．４８」（２９日、さいたまスーパーアリーナ）

　ルイス・グスタボ（２８）＝ブラジル＝の挑戦を受けてＲＩＺＩＮライト級王座の防衛戦を行うホベルト・サトシ・ソウザ（３５）＝ボンサイ柔術＝が２７日、都内で行われた個別記者会見に出席した。

　約２年５カ月ぶりのタイトルマッチに臨むサトシは「試合の前でちょっと緊張があるけどいつもと同じです。タイトルマッチは大事だけど、私の気持ちはそんなに変わらない」と、平常心でいることを説明。

　試合に向けて「いろいろプランも考えてるから、いい試合と面白い試合、サプライズを見せたい。前の試合（３月の中村Ｋ太郎戦）では皆がグラウンドでやると思っていたけど打撃で見せた（スタンドパンチで１回ＴＫＯ勝ち）から、今回もいろいろ考えている。いつもサプライズするからファンが喜ぶでしょう？皆がビックリするから面白いなと思います」とサプライズを予告した。

　１９日に３５歳の誕生日を迎えたが、試合直前とあってお祝いは「全然できません。何も食べられないし甘い物も食べられないから。試合が終わったら、家族とパーティーを絶対にやるから」と苦笑い。

　子供からは祝福の言葉があったというが、「私の心がちょっと遠いから。試合の心配とか体重を落とすこととか。私の気持ちは誕生日まだ来ていないみたいですね。子供はまだちっちゃいから難しいですね。私の頭と考えごとが遠いから、家族もタイミングがちょっと大変ですね」と胸中を明かし、家族をおもんぱかっていた。